京都コンサートホール開館30周年記念事業として開催中の音楽イベント「Kyoto Music Caravan 2025」(以下「本イベント」)。「街中をクラシック音楽で満たす」というコンセプトで、京都市内の名所で無料コンサートを開催してきました。3月14日には、本イベントの締めくくりとしてファイナルコンサート「みんなのやさしいコンサート」を、京都コンサートホールで開催します。
本公演の開催に向けて、本イベントのスペシャルサポーターである洛和会音羽病院様から、同院を運営する洛和会ヘルスケアシステム理事長 矢野裕典氏と、京都市長である松井孝治氏との対談を行いました。
本イベントの魅力をたくさんお話しいただきました。
ぜひ最後までお読みください。

――「Kyoto Music Caravan 2025」では、京都市内の名所で一年間かけてコンサートを開催しており、先日2月7日に、東寺様で無事9回目のコンサートを終えました。いよいよ3月14日には、締めくくりとなる「ファイナルコンサート」を、京都コンサートホールにて行います。
洛和会音羽病院様には、運営面でも広報面でも非常に手厚いサポートをいただき、誠にありがとうございます。矢野理事長には何度もコンサートにお越しいただきましたが、実際に参加いただいて、いかがでしたでしょうか。
矢野理事長:本イベントに参加して、実際にコンサートを体験いたしましたが、本当にサポートをさせていただいてよかったと思っております。
コンサートを聴きに来られた方はもちろんのこと、たまたま通りかかった方もいれば、外で走っているお子さまもいました。京都の街中で音楽が流れていることは、普段ではあまり考えられないような状況だったので、感動いたしました。
演奏を聴いているお客さまを見ていると、本当に幸せそうなお顔をされていましたし、「こんな素晴らしい会場で、無料で聴けるなんて!」というお声をたくさんいただき、改めて音楽の力をまざまざと見せつけられた、というのが正直な感想でございます。
――ありがとうございます。今回「スペシャルサポーター」として本企画を応援してくださることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか。
矢野理事長:私たちは、医療や介護を行う団体ですが、病気だけを見ているわけではありません。それはすなわち、私たちのコーポレート・スローガン「いのちを見つめ、人間を支える。」の通り、人の人生をサポートしたいと私たちは思っています。
病気が治っても幸せでないと意味がないと思っておりますので、人生を豊かにできる本イベントを、ぜひ一緒に並走させていただきたいと思ったのが、きっかけでございます。

松井市長:素晴らしいですね。
――ありがとうございます。洛和会様は、音楽療法にも力を入れられていらっしゃいますが、音楽との関係は深いのでしょうか。
矢野理事長:当会は、1990年代から音楽療法に取り組んできました。
私の母はもともと音楽の先生で、国立音楽大学を卒業し、スウェーデンなどで音楽療法を学び、日本でも取り組むべく、介護施設などで音楽療法を始めました。
最近では、洛和会音羽リハビリテーション病院に「京都音楽療法研究センター」を設立し、現在、常勤で音楽療法士が5人います。おそらく日本で最大規模の音楽療法士を揃えている病院ではないでしょうか。
音楽療法は、病院内だけでなく、看護ケア病棟や発達障害があるお子様に対してもやっております。
2024年の能登半島地震の際、地震発生直後から、避難所などで当院の音楽療法士が現場に出向きコンサートを開催したほか、半年後・1年後にも現地へ赴き、介護施設や一部の避難所へも演奏を届けました。
――素晴らしい取り組みですね。「京都音楽療法研究センター」の皆さまには、3月14日のプレコンサート(大ホール舞台上にて開催)で演奏いただく予定ですので、大変楽しみです。
次は松井市長にお聞きします。本イベントは、京都市内の名所でコンサートを開催することで、京都の街の魅力を改めて知っていただくことも一つの目的です。また京都には、京都市立芸術大学や京都堀川音楽高校があり、京都出身の音楽家が世界で活躍をしています。本イベントは、京都ゆかりのアーティストを紹介できる大事な機会にもなっています。
松井市長にとって、京都市の文化芸術政策の中で、本イベントをどのような位置付けで考えていますか。
松井市長:私は小学生の時に、京都市交響楽団(以下「京響」)の演奏会を京都会館で聴いて以来、クラシック音楽が大好きで、これまで全国のホールへ行って音楽を聴く人生を歩んできました。
京都コンサートホールや京響は、私のような音楽愛好家をはじめ、たくさんの会員の皆さまによって支えていただいていますが、世の中はそういった方々ばかりではありません。
例えば小さなお子様がいらっしゃる方が、2時間お子様を預けて、コンサートを楽しみにくいという状況もあると思います。また、何千円というお金を払って、わざわざホールまで出かけていくほど、音楽が身近でない方もいらっしゃいます。
でも、音楽を生で楽しみたいという方は、世の中にたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
京都には様々なアーティストや音楽家の方、音楽を学ぶ学生さんがたくさんいらっしゃいます。
そんな京都ゆかりの音楽家による演奏に、歴史的な神社仏閣を含めた京都のユニークで素晴らしい場所で、気軽に触れられる機会があるというのは、本当に素晴らしいことです。
また、本イベントの開催により、演奏会に行くハードルを下げて、生演奏を聴く機会を増やすことが、人々の心を和ませて、「やさしい京都」を作ってくれていると思います。

――京都市民の方々を含め、ご参加いただいたお客様から大変ご好評をいただいています。
松井市長:そうですね、京都市民の皆様にとっても、日常の延長線で京都ゆかりの演奏家たちによる素晴らしい演奏に触れられることで、「シビック・プライド」につながり、「やっぱり京都の街で生活してよかった」と思ってくださる方々が増えたらと思います。
本イベントをきっかけに、ファイナルコンサート「みんなのやさしいコンサート」や京響の「オーケストラ・ディスカバリー」「ZERO歳からのみんなのコンサート」などに、ぜひお子様も一緒に気軽に来ていただけましたら嬉しいです。
今回のコンサートで楽しかったら、次はこのコンサートはどうか、こっちのイベントはどうかと、様々なメニューが用意されているというのは、京都の街ならではで、他の街ではなかなかできないのではないかと思います。
人と街を繋ぎ、この素晴らしい事業を企画・開催できたことに対して、本当によかったなと思っています。
洛和会様、あらためてサポートいただき、ありがとうございます。
――本イベントは、京都だからこそできる企画であると思いますし、引き続き全国にそ京都の魅力を発信していきたいと思います。
そんな本イベントも3月14日の「みんなのやさしいコンサート」(以下「本公演」)で締めくくりとなります。本公演は初めてクラシック音楽を聴かれる方でも、お子様と一緒でも楽しんでいただけるようなコンサートです。また、洛和会様と対話する中で、障がいのある方もない方も一緒に楽しめるインクルーシブなコンサートにしたところが、非常に大切なポイントです。
本イベントをサポートしてくださっている洛和会様は、「インクルーシブ」というキーワードをどのように捉えていらっしゃいますか。またその具体的な取り組みがございましたらご紹介いただけますでしょうか。
矢野理事長:当会の話をする前に、私の個人的な体験をお話しさせてください。
当会が協賛した、京都コンサートホールの2021年度の企画「The Power of Music」の最終回として、同年12月に開催された「クリスマス・コンサート」に、私が聴衆として参加した時のことです。
ハンディのあるお子さまと親御さまがいらっしゃいました。そのお子さまが演奏の途中で、少し声が出たことが何回かあり、お母さまが周りに何度も謝っていらっしゃいました。結局その方々は、休憩時にお帰りになりました。せっかく音楽を楽しみたいのに、お子さまが声を出してしまい、迷惑がかかって申し訳ない、という親御さんの気持ちがあるのかなと思いました。その様子を見ていて、私はその時から今回のようなインクルーシブなコンサートをいつかやりたいという気持ちがずっとありました。
その中で、当会が考える「インクルーシブル」というのは“日常的なもの”で、特別なことではないと思っています。お子さまでもお年寄りの方でも、元気な方もお身体にハンディがある方も、誰もが同じ空間で音楽を楽しめることが当たり前の日常だと思っています。私たちが取り組んでいる医療や介護の事業では、健康かどうかを区別せずに、日常の場を提供していきたいという想いがございます。
そのような想いを持った私たちだからこそ、本公演に携わらせていただきたいと思っています。
また、当会が掲げているパーパス「やさしい社会を創造する。」の実現に向けて、約6,600名の全職員がそれぞれの業務に従事しております。最近では、昨年「インクルーシブ遊具」を当会の敷地内に設置するために、初めてクラウドファンディングを行い、無事達成いたしました。設置したのは当会の保育園の園庭ですが、普段は市民の皆さんに開放しているので、いつでも誰でも遊べます。
松井市長:本当に素晴らしいですね。まさに私どもも同じような考え方です。
赤ちゃんを抱いて来場される方々は、申し訳なさそうな顔をされていますが、今回の「みんなのやさしいコンサート」では泣いても問題ありません。親御さまの判断で出入りしていただいてもいいですし、声を出しても大丈夫です。
通常のコンサートはだいたい2時間ありますが、小さなお子さまからすると少し長いですよね。本公演では全体が1時間ぐらいに収まっていて、各曲も30分や40分といった長い曲ではなく、数分程度の曲を、またいろんなスタイルの名曲が聴ける――本格的な曲もあれば、聴きやすい曲もある。そういう組み合わせで、いろんな方々が多彩な楽しみ方ができる、許容度の大きいコンサートが、まさに今回の「みんなのやさしいコンサート」ではないでしょうか。
京都コンサートホールでは、いろんなコンサートが開催されますから、本公演が楽しかったら、他のコンサートにも行ってみよう、アンサンブルホールムラタにも行ってみようと思ってくださったらいいなと思います。

――コンサートの内容まで詳しくお話しくださり、ありがとうございます。
それでは最後に、矢野理事長から本コンサートに向けてメッセージをお願いいたします。
矢野理事長:今回の「みんなのやさしいコンサート」は、多様な方々が様々に楽しめるコンサートです。ですので、一人でも多くの方に来ていただきたいと思っています。
本公演には、当会から医療や介護、障害福祉の職員が参加予定ですので、安心して音楽をお楽しみいただけましたらと思います。素晴らしい京都コンサートホールで、たくさんの方に音楽を通して癒しを提供できれば嬉しいです。
また本公演は、私たちにとって終わりではなく、洛和会ヘルスケアシステムの事業にもつながっていますので、今後も私たちが目指す「やさしい社会の創造」に向けて、一歩ずつ頑張っていきたいと思います。
――本日はお忙しい中ありがとうございました!3月14日の「みんなのやさしいコンサート」をどうぞお楽しみに!
(取材:京都コンサートホール)
★洛和会ヘルスケアシステム 理事長 矢野裕典(やの ゆうすけ)氏 プロフィール★

★2026年3月14日開催「みんなのやさしいコンサート」はこちら<チケット完売>
★「Kyoto Music Caravan 2025 Special Support by 洛和会音羽病院」はこちら

そうなんです。アウトリーチ公演のなかで、私がピアノを大好きになったきっかけのひとつとして、ショパン100選のCDを紹介していました。CDは小学生の頃に両親からプレゼントしてもらったものなのですが、傷だらけになるくらい何度も何度も聴いてきました。そのCDのなかには、今回のリサイタルのメインである、ショパンのソナタ第3番が入っており、小さい頃から「いつか弾きたい!」とずっと憧れてきました。全楽章演奏するのは今回が初めてですので、この機会に演奏できることが非常に嬉しいです。
シューベルト、シューマン、フォーレ、ドビュッシー。今回のプログラムで取り上げている作曲家全員、ピアノ作品の中に詩情を入れて作曲している作曲家だと思います。そういった作曲家の作品を並べて、そこに描かれている詩情を、ピアノで私なりに解釈したいと思い、このテーマで選曲しました。
スタッフ①(山田)まずは2年間、お疲れ様でした。本当に努力家で、ひとつひとつのことに丁寧に取り組みながら、たくさんの素敵なアウトリーチ公演を京都市内でお届けしてくださりありがとうございました。ご本人のお話のなかで、宮國さんご自身の変化として、前向きに物事を捉えることができるようになったとおっしゃっていましたが、それはそばで見ている私たちも感じていました。この2年間でピアニストとしてもそれ以外の面でも、本当にたくましくご成長される姿を間近で見守らせていただけて、私たちも嬉しかったです!
スタッフ②(高野)この2年間を通して、初めは見えていなかった宮國さんのお茶目な部分が徐々に見え出して、真面目なだけでなく実は面白い人なのかなって感じました。ですので、この2年間のアウトリーチ活動の中で、宮國さんの持っていらっしゃる魅力的な部分を皆さんにお伝えすることができたことがとても良かったなと思います。子どもたちとの距離も公演を重ねるごとにどんどん縮まっていったことも見ていて嬉しかったです。




心に響く音楽を皆さんに届けたいです。







たちによる夢の競演「ブラス・スターズ in KYOTO」(11月30日)。
初めて作曲をしたのは、たしかピアノを初めてすぐの頃でした。ピアノ曲で、「子犬の行進」や「星のうた」といったタイトルをつけて作曲していました。幼い頃から「楽譜を書く」ことが何より好きだったみたいです。
実は「たなばた」の作曲は高校時代にしました。私の曲には転調が繰り返し現れるので、当時高校の同級生には難しいと感じられて、よく煙たがられていましたね(笑)。だから、「たなばた」も当時演奏されることはあまりありませんでした・・・。「たなばた」が日の目を見ることになったのは大阪音楽大学2年生の時です。当時大学で吹奏楽を指導していらっしゃった先生たちの前で「たなばた」をピアノで初披露したところ気に入ってくださり、そのまま吹奏楽編成で演奏していただきました。
ラヴェルの「道化師の朝の歌」についてはとても難しい楽曲ですが、ピアノと打楽器が入ることによって色々な工夫ができるので、それがとても楽しいです。「800秒間世界一周」についてはお気づきの方もいらっしゃると思いますが、1956年にアメリカで公開された映画「80日間世界一周」にかけています。この曲では、まず日本を出発し、色んな世界の音楽を聴いてもらいながら、お客さんに世界旅行の気分を味わってもらいたいなと思っています。それぞれの楽器にフィーチャーして、色んな表現をお客様にお聴きいただけたらいいなと思っています。
京都には、高校1年生から30歳までいました。
格さんとの出会いは大学生の時です。「あ、“たなばた”の人や!」って興奮したことを覚えています。それ以降、格さんの曲はたくさん演奏しています!でも実は「たなばた」は未だに演奏したことがないんですよね(笑)。
2025年、ラヴェルは生誕150周年、グレグソンは生誕80周年、そして我らが格さんは生誕55周年です(笑)。そして京都コンサートホールは30周年!そんなスペシャルアニバーサリーコンサートを開催しますので、沢山のお客さんに足を運んでいただけるようがんばります。京響ファンのみなさん!いつもとは違うメンバーの姿が見られますよ!ぜひ、お越しください。
京都コンサートホールが誇る国内最大級のパイプオルガンをお楽しみいただける人気シリーズ「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」。11月1日に開催するVol.76にご出演いただく松居直美さんのインタビュー後編をお届けします。
J.S.バッハも初期から後期と作風は変化していて、若い時の作品は確かに若さを感じはしますが、作曲技法的に巧いなと思います。あまりに巧みであるし、あれだけのオルガン作品があっても曲の終わり方が全く同じ曲はないのです。たくさんの引き出しを持った人といいますか、バッハに至るまでの数々の音楽が吸収されていて、それがバッハの中で統合されて曲となって出てきていると思うのですが、1曲ずつの曲のキャラクターの違いの面白さもありますし、バッハ以上にどの作品を弾いても興味が持て、その興味が尽きることがない作曲家はいないように感じます。しばらく時間をおいて改めて演奏してみるとまた違った発見がいつもある作曲家は、バッハの他にはあまりいないような気がします。ですので、バッハの作品を理解したと思っているわけではありませんし、近づくほどに峰が高く見えるような、そんな存在です。
オルガニストになるというビジョンは全くなかったですね。実は一度、オルガンを辞めようと思ったことがありました。大学院を卒業してから1年くらいの時期です。オルガン科を卒業しても “何かになれる” というモデルがあったわけではありませんし、可能性も考えられませんでした。私が学生の頃はオルガンのあるコンサートホールはなかったので、ホールオルガニストという職もありませんでした。しかし、その頃たまたま誘われて行った国際基督教大学でのコンサートを聴いて、 “もう一度オルガンを演奏したい” と思ったのです。そのコンサートで演奏していたのは、東ドイツのトーマス教会のオルガニストだったハンネス・ケストナーでした。
20世紀を代表するフランスの偉大な音楽家 ピエール・ブーレーズの真髄に迫る、京都コンサートホールのオリジナル企画「ブーレーズへのオマージュ」。コンサートの翌日11月9日(日)には、ブーレーズの作品や思想への理解をさらに深めていただくため、京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホールにてスペシャルイベント「ピアニスト永野英樹による公開マスタークラス」を開催します。
ブーレーズに初めて会ったのはIRCAMでした。確か2009年です。私は2007年から2009年まで研究員として2年間、IRCAMに滞在していました。当時、修了作品を制作するため施設によく寝泊まりしていたのです。確か夜の22時頃だったと思うのですが、カフェで休憩しようと飲み物を取りにエレベーターを降りたら、ブーレーズが目の前にいたのです。僕は『え?』となりましたし、ブーレーズも『え?』となっていましたね(笑)。不思議な出会い方でした。その後、私の修了作品がポンピドゥー・センターでアンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏により初演されることになったのですが、その時にもブーレーズは聴きに来ていました。作品を聴いていただいた後に直接お話ししたのですが、ものすごく緊張していて何をしゃべったかは覚えていません。でも『よかったよ』とは言ってもらえましたね。当時、ブーレーズはかなり高齢でしたので、一緒に活動をすることはなかったのですが、ブーレーズの存在感、そしてオーラのようなものを強く感じました。
パリに住んでいるときにブーレーズが指揮する姿を見たことがあります。作曲家としてのブーレーズと直接的な繋がりがあるかはわかりませんが、ブーレーズのリハーサルは極めて合理的なのですよね。楽譜を通してブーレーズの人柄を知ることは難しいと思うのですが、指揮者としてのブーレーズはきわめて厳格な音楽づくりをしていました。ただそれと同時に、ユーモアを忘れないという一面もあって、そういった場面に出会ったときに、『ああ、やっぱりブーレーズも人間なんだな』って思いました。僕が楽譜を通して知るブーレーズ以上に、指揮者ブーレーズは人間的だなと思います。楽譜からも論理だけでは片づけられない作曲家の顔みたいなものは見えるのですが、実際に指揮をしている姿を見ると結構インパクトがありました。